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完璧なレコードプレーヤー

世界中の音楽ファンが自宅のリビングに置きたいと願っているのが、高級感あふれるこの製品。独自の設計と高性能技術を駆使して完成させた Kronos社のレコードプレーヤーは、他のほとんどのプレーヤーでは実現できない精確さを誇ります。これには、ターンテーブルを駆動する2つのマクソン DCモータも一役買っています。

デジタル音楽の時代に驚くべきカムバックを果たしたビニール盤レコード。その販売数が急上昇中です。その理由は、他の音楽メディアが未だにレコードの温かな響きを再現できていないことにあります。音楽ファンにとって、レコード以外の選択肢はありません、そして、ことオーディオ機器に関しては、常に最高のもののみを求めるのです。同じように考えていたのがカナダ、モントリオールのルイ・デジャルダン氏。彼はまったく新しいレコードプレーヤーの開発に着手しました。
最初は自分で使うためにつくっていたのが、現在では、自ら開発したKronosプレーヤーを世界中のクライアントに販売するようになっています。その価格を支払うことができるクライアントは限られた数だけしかいません。というのも、実はこのプレーヤーの価格は中クラスの乗用車ほどもするのです。しかし批評家たちは、Kronos社がディテールへのこだわりと鮮明な音質の点で、ハイエンド分野に新たな基準を打ち立てたことを一致して認めています。

逆回転する2枚のディスクがあらゆる振動を補整
秘密は、特にその構造にあります。デジャルダン氏は2枚のターンテーブルを重ねて配置し、それぞれを反対の方向に回転させる方法を採用しました。これによって僅かな振動も補整され、4点支持のサスペンション構造と併せて安定した回転が実現されたのです。ここでは2つのマクソンが、それぞれ1枚のディスクを駆動しています。また、コアレス巻線によるコギングトルクのないドライブシステムも決定的に重要なファクターです。 デジャルダン氏は「真に良質のDCモータが必要であることは、最初からはっきり分かっていました」と言います。マクソンで彼が見つけたのはぴったりのドライブシステムだけではありません。「技術に関する貴重なヒントをくれたり、複雑なコントロールユニットに関してサポートしてくれる他の人々を紹介してくれたりするパートナー」も見つけることができたのです。

DCXモータへの切り替えが驚くべき結果に
今年、ルイ・デジャルダン氏はKronosレコードプレーヤーをさらに高いレベルに引き上げることに成功しました。彼はマクソンのエンジニアからDCXシリーズのマイクロモータを受け取ったのです。これらのモータは特に効率性、強度、そしてコンパクトさに優れています。デジャルダン氏は、これらのモータを組み込んだ後、音響が改善されたことに気が付きました。「予想していなかったことですが、今までのマクソンのドライブシステムとの違いが聴いて分かったのです。今までも、大満足だったというのにですよ」。直径22 mmのブラシ付きDCXモータはさらに低騒音で、ほとんど音を立てません。デジャルダン氏は感銘を受けたと言います。「オーディオ再生システムにおいては、ありとあらゆる細部が重要です。プレーヤーにおいてはなおのこと、本当に微小な動きひとつでも音響を変えるのです」。

ターンテーブルを駆動する2つのDCXモータが搭載されたKronosプレーヤーは、文句なしに最上級のレコードプレーヤーとなりました。ルイ・デジャルダン氏は「私は、手に入り得る最高のドライブシステムに出会ったのです」と言います。Kronos社の米国での販売業者の一人、ビル・パリッシュ氏も同じように感じています。「クロノス・リミテッド・エディションはもちろん最高の出来です。世界最高の製品だと言えるでしょう。しかしDCXの技術によって、レコードプレーヤーは改めてまったく新しいレベルに到達したのです」。

「入手し得る最高のドライブシステムに出会ったのです」
ルイ・デジャルダン氏、Kronos Audio社

ルイ・デジャルダン氏は自身のプロジェクトがビジネスとして成立したことについて、非常にハッピーだと言います。「自分のアイデアが上手くいったことに感謝しています」。しかし彼は、成功に甘んじるつもりはありません。デジャルダン氏は究極的にパーフェクトなプレーヤーを目指し、常に革新的な技術を採り入れて製品を改善していきたいと考えています。そんな彼にとって、マクソンはぴったりのパートナーなのです。「私と同じく、マクソンもたゆまぬ向上心をもっています。だから、これから先も自分は常に最高のモータを手に入れることができる。そう確信できるんです」。
 

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