マクソンが、EtherCAT対応のさらなるモーションコントローラをリリースします

EPOS4で、マクソンは高性能かつ信頼性と柔軟性に優れたモーションコントローラプラットフォームを提供しています。本製品は、システムインテグレーターのニーズにならび、FA機器、機器製造、ロボット工学など多岐にわたる分野での必要条件も満たしています。今回、このプラットフォームに2つの新たなCompact EtherCATのバリエーションが加わりました。

maxon motorの非常に評価の高い位置制御ユニットEPOS 4は各容量によるタイプにおいて、同じ機能性と接続方法を一貫してサポートするものです。様々な仕様（Module、Compactまたはハウジングバリエーション）がもたらす多様性･柔軟性により、様々な用途において最適な方法でこれを組み込めることが常に保証されています。コントローラは小さな組込みスペースで、高度なダイナミック性、制御パフォーマンス、電力密度を発揮します。また、自動制御設定により、これらはブラシレスBLDCモータおよびブラシ付きDCモータの容易な制御に最適です。

Dual Loop Control搭載で新登場
今回マクソンは、EPOS 4製品ラインに2つの新たなEtherCAT Compact制御ユニット（24/1.5および50/5）を加えることでプラットフォーム全体の可能性を広げます。新たにDual Loop Controlが可能となり、これと同時にモータと負荷フィードバックが制御され、システムにおいて最高のパフォーマンスが引き出されます。付属のソフトウェアEPOS Studioの自動「レギュレーションチューニング」で、初期セットアップも最短の所要時間で行えます。

さらなる価値を与えるコンディションモニタリング
EPOS 4の可能性はこれだけではありません。例えば、コントローラはオンラインコンディションモニタリング（継続的な状態監視）ドライブシステムの大量のデータを取得し、CANopenまたはEtherCAT経由でこれらを上位システムにリアルタイムに転送します。これにより複雑な予知保全システムを最大限にサポートし、故障を事前に察知し、高額な修理を回避することができるようになっています。これは結果的に、生産性の向上、しいてはコスト削減にもつながります。

EPOSコントローラの詳細情報: epos.maxonmotor.ch

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