maxonが Thömus クロスカントリーチームに参加

スイスの自転車メーカーThömus社とドライブシステムのスペシャリストであるmaxonが、マウンテンバイクのクロスカントリーレースにおいてパートナーシップを結びます。このコラボレーションで、maxonはeバイク用プラットフォームを提供。Thömusはそのプラットフォームをベースにし、世界選手権に向けたトレーニングのためのeマウンテンバイクを開発します。このモデルはいずれ市販される予定です。

「私たちはスイスのテクノロジーをパートナーシップの中核に据え、世界選手権出場レーサーと両社開発チーム間の部門横断的な連携を強化していきたいと考えています」。maxon グループCEOのオイゲン・エルミガーはこう述べています。「その中で弊社のeバイク用ドライブシステムをさらに改良し、ノウハウを他のすべてのお客様にも提供することを目指します」。

Thömus AG創立者兼オーナーのトーマス・ビンゲリ氏も、製品開発分野でのポテンシャルに注目しています。「レーサーチームとの連携、そして今回実現したmaxonとの新しい技術パートナーシップは、弊社のイノベーションの取り組みを支える強力な柱となるでしょう。」「Thömus maxon」チームの目標は、競技における成果にとどまりません。「世界選手権のためのトレーニングに最も適した、最軽量のXC eマウンテンバイク」を製造するという野心も持っています。「アスリートは最適な心拍数とパフォーマンスを超えないようにしながら、実地的なトレーニングをより多くこなすことができるため、競技に万全の態勢で臨むことができるのだ」とビンゲリ氏は言います。

新しいeマウンテンバイクには軽量のmaxon BIKEDRIVE AIR eバイクシステムが搭載されます。このシステムはバッテリを入れてわずか3.5 kg。また、外から見ても自転車のフレームにこのようなシステムが内蔵されていることはほとんどわかりません。クロスカントリー競技チームのパートナーとなるということは、軽量かつ高効率のeバイクドライブシステム市場のリーダーとなるというmaxonの強い意向を反映しています。

2022年に向け、マティアス・フリュキガー率いる強豪チームを結成
「Thömus maxon」チームを率いるのは、2021年に世界選手権で総合優勝を果たし、オリンピック銀メダリストであるマティアス・フリュキガーです。そして、アレッサンドラ・ケラー、カトリン・シュティルネマン、ヴィタル・アルビン、ルーク・ヴィードマンといった面々が、フリュキガーと共にスタートラインに着きます。
「XC eマウンテンバイクとmaxonの軽量ドライブシステムが持つ新しい可能性は、もはや私たちのトレーニングになくてはならない要素として、レースに向けた準備をさらに充実させるのに役立っています」。チームマネージャーのラルフ・ネーフ氏はこう話します。「maxonと弊社との協力関係は、すでに何年間にもわたっています。このなかで、BIKEDRIVE AIRの開発に携わることができたことを、弊社はとても嬉しく思っています。私は、この軽量ドライブシステムが、スポーツに野心を抱くバイカーにうってつけであることを確信しています。このパートナーシップの今後を非常に楽しみにしています。」

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